環境

8~12月の約5ヶ月間
練習するための練習の期間は終わり

男子は7000m
女子は5000m

2時間半の練習でこなせるようになりました。

基礎泳力はついた

しかし

ストリームラインが甘い…
一本一本のタイムを意識させたい
サークルトレーニングを…

細かい課題は山ほど

選手達が自分達でそれぞれ課題を見つけて欲しい

(というか、言葉の壁があって口で説明して理解してもらうことができない)

環境を整えよう!


ストリームライン=浮き上がり位置

短い距離ではあまり気にならないですが、200m以上の距離になるとストリームラインがしっかりとれているかどうかで大きくな差が出てきます。

これまでコーチが
もっと伸びろ!
腕を閉めろ!
怒鳴って指導

これでは選手は分からない

ということで
スタートから7mの位置に旗を設置

(日本は5mの位置に旗が設置されてるはず)

よりストリームラインを意識して欲しくて7mにしました。

何か目印があれば
自然に意識できるし
コーチも指導しやすい

アベラと市場に出かけて
布(3m×1m)
細めのロープを購入

もうちょっとカラフルにしたかったけど、色はアベラに任せました。

カットして、ロープを通して
こんな感じ

地味〜な作業でしたか
イメージ通りできました。



続いて
タイマーの設置


ずーっと前から練習中に時計が欲しいと思ってました

しかし
未だに太陽の位置で時間を把握するエチオピアの人々

活動地アルバミンチでは売ってない…

首都に上がった際に
ピアッサ、マルカート(日本でいうアメ横秋葉原)に出かけて探す

中々見つけられなかったものの
3度目の正直で時計店を発見


値段交渉の末
600ブル(3000円弱)
で購入しました。

本当はもっと値切りたかったけど
女の店員さんの頑固さ
どの国も女には勝てない…

アルバミンチに持ち帰り
秒針が見易いように加工

何処にどうやって設置するか
ライフセーバー達に相談
あーでもない、こーでもない…
自分では良いアイディアが見つけれませんでしたが

さすが

椅子の背もたれに釘を打って
台を作ってくれました。


これで選手たちはタイムを意識できるし、サークルトレーニング(インターバル)も導入できる

練習する環境が整ってきました。
さーここから
大会まで2カ月の追込みが始まります