同期の帰国

弟が帰国したその日
同期が健康状の理由で任期短縮をし帰国すると連絡がきました。

訓練所からエネルギー溢れ
英語はもちろんの事
コミニュケーション能力に長けて
草の根からアカデミックな事までバンバンやっちゃう同期でした。

赴任当初から
立て続けの食中毒にかかり
エチオピアの食事が合わず
目に見えて体調を崩しているのは
誰が見てもわかりました。

それでも
いろんな事に挑戦し続け
最後の最後まで走りっぱなしでした。

お互いの夢を恥ずかがらずに
打ち明けられ、
どうしたら現実にできるのか
応援し合える存在

残りの任期を一緒に全うしたい気持ちはもちろんありましたが
何より身体を大事にして欲しい。

誤解を招くかもしれませんが
所詮ボランティアです。

自分の身体を壊してまで
続ける必要はない

既に同時期に訓練を受けた158人中
私が聞いてるだけでも10名は帰国の道を選んでいます。


実際にボランティアとして派遣され外国での生活

いろいろと覚悟はしてきますが

理想と現実は違う

自分は強いと思っていても
心がやられたり
身体がついていかない事もある

自分の弱さを痛感する日々です。

そんな中で
愚痴を言いながらも
一緒にやってきた同期の帰国

火曜に知らせがあり
金曜日に帰国
急いで首都行きの飛行機をとり
木曜の同期だけで開いた送別会に出席できました。

サプライズで首都にあがり
見事ドッキリ成功

テーブルには
巻き寿司、カレー、うどん
日本食がズラッと並び
盛大に追い出してあげました。

火曜知らせは本人も同じだったらしく、職場先やお世話になった人への挨拶回りに最終報告書の作成、所長面談、家の片付け、荷造り

ほぼ3日間寝ずに
全てやり終えて帰国していきました。

本当小さな体のどこに
そんなエネルギーがあるんでしょうか。

現職参加の彼女
帰国後もゆっくりする間も無く
社会復帰

日本に帰国したら
まず湯船に浸かりたいと言ってました。
(羨ましい…)


10ヶ月後
また日本で元気に再会して
みんなで乾杯したいと思います。


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