木製ビート板 完成


1年以上前にこんなの作りたい
と思ったものが遂に完成。

ソケの木で作ったビート板

漁師のイカダに使われてたり、露店のコーヒーハウスの椅子になってたり、エチオピアに来たら良く目にする木材です。

年が明けた1月末に
馴染みのローカルレストランの兄ちゃんが、ソケの木を入手してくれました。

1年前探したけど
一本2000ブル(8000円ちょい)
高すぎて買えない…

今回は50ブル(200円)
で2mの板を購入できました。笑

値段の違い…

良く言えば
エチオピア人は友達になると本当に良くしてくれます。

そこから1ヶ月半ほど乾燥させて
(木材が曲がったりしないように)

加工に入りました。
道具はノコギリ、紙やすり

ただ真っ二つに割られた木材は
表面を滑らかにするだけで大変な作業、それもカンナ無し…紙ヤスリで
両面30cmに2時間かかりました。

そこから
使いやすい形や防水性などを改善していき実用性のあるものが完成しました。

ビート板にも
足に挟んで使うプルブイとしても使えます。

選手達からも良いコメントもらえてよかった!


作成期間中に
木材加工場を見つけて
カンナしてもらえるところもみつ
今後量産する事も可能になりました。



購入したソケの長椅子


30cm毎に切り出し
掴みやすく
足に挟みやすいように
シェイプしていき


60-120-240のヤスリで
滑らかにしていく

こんな感じでシェイプは終わり


防水性を高めや取りきれなかった凹凸を無くすなめに
薄めた木工ボンドを塗り

防水性のニスを塗る(2回)

乾燥

アルバミンチの日差しは凄まじいので直ぐ乾いてくれました。


これを商品化
と考えたこともありましたが

エチオピアに沢山生えているソケ木

身近にあるもので道具は作れる
選手達が地元に帰った時のヒントになってくれれば良いかなと思ってます。