手作りポンプ vol.1

濾過器設置にあたり
水を組み上げるポンプが必要

どんな方法があるのか

ジェネレーターを使って組み上げる方法が普通で簡単でしょうが

機械類は直ぐ壊れる

というより壊す

エチオピア人には失礼ですが
日本のようにメンテナンスをして
モノを長く大切に使い続けることは
正直出来ません。


電気の動力を使わずに何かないか

調べていくと

水撃ポンプ
手押しポンプ
がヒットしました。

水撃ポンプは自作するには難しすぎるし、プールには不向き

手押しポンプなら作れるかな?

井戸でガチャガチャ押すと
水が出てくる
よく見るあれ

手押しポンプ作りたい!

塩ビ菅
ゴム
鉄パイプ
大学内に捨てられているスクラップで作れないものか


構造を調べていくと
自作している人もいる!

やってみよう!

ポイントは逆止弁

いろんな弁がある事が分かりました。
ビー玉式
ドア式
キャップ式

以前、循環器の勉強をしてる時に知った僧帽弁や心臓の弁を思いだします。

とりあえず
有るもので試作品を作ることに

準備したのは
・ペットボトルのキャップ
・塩ビ菅
・釘
・ゴム性 靴の中敷
・壊れたデッキブラシの柄

まずキャップに水が通る穴を開ける

次に弁となるゴムを中敷からカット

キャップの内側からゴム弁とキャップを固定するために釘を打つ
逆止弁完成


次に
その弁を塩ビ菅にはめ込む
今回は塩ビ菅を火で炙り
柔らかくしてキャップを入れ込む事に
補強で、塩ビ菅の端を1cmカットしておいたものを
弁が抜けないために蓋変わりに入れました。

釘が無造作に出てるのが気になりますが何とか形になりました。
これで水を吸い上げる弁の固定完了

次はポンプのスポイトとなる部分

今回は壊れたデッキブラシの柄にゴムを巻き付けました。
密閉が足りないと思い、ガムテープで微調整…
上手くいくだろうか


塩ビ菅に排水口の穴をあけ、ホースをはめ込む

ここから吸い上げた水がでれば成功です。


いざ
実験!


結果は
水は吸い上げる事はできましたが
逆止弁から水が漏れまくり…
密閉度も足りずに
吸い上げられる水の量も少ない

見事に失敗しました。

直ぐに
逆止弁のゴムの厚さを倍に
スポイト部分も少し厚めにして
再チャレンジ


しかし
結果は同じ…

今回の実験の成果は
ポンプの仕組みを理解する事ができた事。
ネットで写真や構図を見てもイマイチ分からなかった部分が
実際に作ることでどんな仕組みになっているかわかりました。

次回は
道具を揃えて再チャレンジ

協力隊の良いところは
いくら失敗しても良いところ!
TRYあるのみです!