Lifesaver Abera との出逢い

任地変更となり11/15から
エチオピア南部諸民族州
水の都アルバミンチにきています。

(アルバー40 ミンチー泉)
の意味があります。

新しい要請は
アルバミンチ大学で水泳指導

50mプールに飛び込み台
さすが大学!

どーだ
国際規格で作ったんだ凄いだろ

目標は高く!

実質は45m弱ですが!笑
でも凄い!

ここはエチオピアです(^ ^)

そこで会いました。
エチオピアのライフセーバー
彼の名はアベラ

彼の片言Englishと
私のEnglish とAmharic のMIX語はいい感じで会話ができます(^ ^)

とりあえず
工事とかいろいろあって
4年間水が入ってないんだ!
俺ら仕事ないな!
はっはっはー(^ ^)

なかなか息が合いそうなおっちゃんです。

初仕事はプールに水入れること!
よし!
やってやります!

まずは
みんなでプール掃除
暑い日差しの下
3人で掃き掃除


そして
上司のチョンべ教授に
アベラと水入れてとお願いしに行き

大丈夫!
私に任せなさい!
何と心強い

まぁここはエチオピア
プールに水入るのは1カ月後
下手したら1年後かなー

と考えてました。

そしたら
何と今日水が!

飲料水の確保もある中
プールの水を用意するのは大変だろうと思ってましたが

少しずつ水を入れてくれるようです。
1週間くらいでたまるかなーニコニコ

まぁ
水入れる前にブラシ掃除したかったし
タイル剥がれて危ないところこ補修工事のお願いと
考えてましたが
まぁーいいでしょう(^ ^)

プールに水を入れてくれるだけで
今日1日ハッピーです。

更に嬉しい事が

アベラから
水入れるのは嬉しいけど
全然準備が整ってない

プールは一般開放される
子供 1時間10ブル
大人 1時間25ブル

チケット販売に1人
シャワーや水着を着るよう呼びかけるのに1人
そして私がライフセーバー
人が全然足りてない

実は以前
飛び込み台用に深くなってるところ(水深5m)で3人死んだんだ

その時私はいなくて
泳げない監視員が1人いただけ
3人死んだんだ

50mプールを1人で監視する
そして泳げない監視員なんて

ありえないよ

彼が私に言ってきました。

私はこれを聞いて
めちゃめちゃ感動しました。

水の事故を防ぐために
責任感と危険意識がある

正直この部分を意識付かせる事は
日本のライフセーバーでも難しいです。

私はエチオピアで
アベラという素晴らしいライフセーバーと出逢いました。

彼の悩みに対して
ペットボトルとロープで
コースロープを作り
プールの水深ごとに
初心者
中級
上級者
を分けれるようにしようと
提案しました。

大学内には幼稚園もあり
教員やスタッフ、学生が住み
1つの街となってます。
どんな利用者が来るか分からないし

水泳指導が対象がどこになるかもわかってないので
私も先週からいろいろ考えていました。

明日早速ロープを準備してくると言ってくれたアベラ

彼に
泳力や救助技術がまだなくても
彼は立派なライフセーバーだと思うし、
エチオピアの地で教わった事がないライフセービングを自分で模索しながらやってる彼を私は誇りに思います。

まさか
自分がエチオピアでライフセーバーするとは思ってませんでしたが


彼と思いを1つにして
アルバミンチ大学のプールで
事故が起きないように1つ1つ
やっていきたいと思います。



ところで
水泳指導…
競泳経験ないし
指導経験もありません。

本やネット見まくってますが
是非みなさんから
アドバイス頂ければと思ってます。
どうぞよろしくお願いします。