エチオピアの結婚式


日曜の午後
私の所属するスポーツアカデミーで秘書をしている
デゼタエラの結婚式がありました。

昼過ぎから
同僚達でレストランに集合して
ビールでテンションを上げて
腹ごしらえ

そしてバスを貸し切り
瓶ビールを4ケース乗っけて
出発

車内はディスコ
ひたすら踊り狂う同僚達

あんなに
はしゃぐ同僚達は初めて見ました。

結婚式場に着いた時には
(デゼタの実家近くの教会)
既にぐったり

同僚のほとんどは式場に入らず
それぞれ休憩

式場は
蒸し風呂状態で
めまいがしてきたので
私も退散しました。

デゼタ綺麗でした。

地域みんなで盛大にお祝いしていて
いい式でした。


場所を湖のほとりに移し
ケーキ入刀
そして乾杯

友情一気してるじゃん!
1人で勝手にウケました。

そして
写真撮影

彼女もう飲み過ぎ、踊り過ぎで
目いってます!

ここでも
踊り狂う人々
私も見様見真似でやると
みんなに大ウケ

日本ではまったく笑い取れないですが、海外だと調子いいです。


おかげで
南部地方のダンス
ワライタ、ドルゼのステップが分かりました。

日本に帰った際には
北部と南部の踊りをお見せします!笑


そして最後に
デゼタの実家で
ドロワットを食べて
結婚式終了

あー疲れた
バスで一眠りと思ったら
まだまだ踊り狂う同僚達


すげーな
こいつらの体力…

尊敬します。

以上
エチオピアの結婚式でした。

水入替え(3ヶ月ぶり)


2月始めからようやくプールの水を入れ替えることに
水を入れて3ヶ月
濾過器も循環装置もなく
良くまぁ薬品だけで頑張りました。

プールの底には
硫酸銅や砂埃がかなり堆積しています。


もう私は入れないと思ってから1ヶ月運営していたので本当に嬉しい。

日本だったら
水抜いて掃除してと
長水路だとすると1週間ほどでしょうか?

しかしここはエチオピア
水抜くと決めてからも
いっこうに作業が進まない?

なぜ?

理由は
排水管工事が終わっていなかったようでした。

水抜かないと掃除も出来ないので
プールのスタッフ達も総出で
配管工事を手伝う


パイプとパイプを繋ぐのは
原始的…
接続用のパイプを
火で炙って変形させて
はめ込んでいく

水漏れないのかな…

大学内の配管専門部隊がやってることなので見守る

数日かかりましたが工事は終了

はい
排水

はい配管から水漏れ

排水ストップ!!

この繰り返し

アベラの判断で
漏れるけど少しずつ水抜いていけばよいとのこと

んー
配管工事の意味はあったのか?

さてさて
プール掃除
私含めて6人で50mプールを掃除するのは中々しんどい


薬品漬けのプール
肌がまたやられそうなので
出来る部分を頑張りました。

この白濁した色
恐ろしいけど

テフェリは逆立ちしたり
潜水したり…


テフェリ
イヘ ウハ トゥル アイデンレン
ワナ クルクル イッシ?
アンタ イヘ ウハ タッタ チギリアッレ

(この水は良くない。泳ぐのダメ。この水呑んだら病気なるよ!)

しかし
安定のテフェリ

彼は本物のバカなんです。
やめません…

久しぶりに水に入れて嬉しんでしょうね。
目を輝やかせながら
その後も遊んでました。

いい奴なんだけど
バカは治らない…笑
(写真右がテフェリ)

みんな頑張って
水抜きと1回目の掃除終了

バッタン ゴーバス
(Excellent)

この後は
メンテナンス工事が入ります。
(いつになる事やら…)

気付いたら2月も終わり3月になりました。
想定ないですが
いつプール始められるのかなー

水を入れる前に
前回の反省を活かして
プール全面掃除し直して
塩素剤で拭き上げて
水入れます。

藻の発生防止のためです。

いつになるか分かりませんが
ぼちぼち頑張ります。

プラスチックボトルブリック

プラスチックボトルブリック
(ペットボトルレンガ)

先日首都であった中間報告会で環境隊員の村岡さんが紹介してくれた
プラスチックボトルブリック

暇だったのでやってみました。

飲み終わったペットボトルに
ゴミを詰め混んでいく

投げ捨てられるゴミの山
エチオピア国内全土でしょう
ゴミ焼却場なんてないし
ゴミを収集する事もない

使い終わったものは外にポイ

ポイ捨てはだめ

そんな事言っても
じゃーこのゴミどうするんだ

川や道に大量に捨てらるのを見ても
自分の中で答えが見えず
何もできていなかった部分です。


プールの水の入れ換えで
時間があったので
ゴミを集めてペットボトルに詰めているの

お前何してんの?
自然と同僚達や作業員が集まってきました。

たくさんゴミ落ちてるよね
これ集めて詰め込むと
凄い頑丈になるんだよ

そしてたくさん置いて花壇の枠に使ったり、これを置いてセメントを使えば少しのセメントで済むよね

ゴミは無くなる
セメントは少しで済む

何て凄いんだ!
拍手が起きました。


そして
日本ではプラスチックボトルがズボンやTシャツに変わるんだ
これはゴミじゃなくてお金に変わるんだよ

みんなびっくり!!

これを使って
プールのフェンス修繕を頑張りたいと思います。

新居

私の新居をご紹介

新居といってもホテルの一室ですが
エチオピアに来て7か月
やっと自分の家と呼べる場所です。

キッチンがある!!
やっと自炊できます。

活動に疲れて今日は
さっと何か作って早く寝たい


そんな日もレストランに行き
オーダーして1時間待ちは当たり前
1時間待って、今日それありません。

エチオピアあるある


やっと自分の食べたい物を
好きなときに好きなだけ食べられる

家っていいですね。


そして
場所もダウンタウンから離れたので静か

前のホテルは深夜まで音楽ガンガン
それ終わったら
ありがたい宗教放送が教会からガンガン
やっと寝れたら朝5時から
ホテルの掃除でスタッフがデカイ声で叫んでる…


あーもういや
2か月我慢しましたが
もーうんざり


期間限定なのが残念ですが
デンマーク人のピーターが帰ってくる
3か月間はこの部屋が私の憩いの場です。

そんなに荷物ありませんが
初めて自分の荷物を広げれました。

少し高台にあるホテルで部屋が3階なのでバルコニーに風が通って涼しく
夜は風を感じながら星を眺めるのが嬉しいひと時です。


出迎え

エジプト旅行を終えた金曜
その足で任地アルバミンチに帰ってきました。

全然寝れてないし、大荷物を抱えての移動で疲れきっていましたが

同僚に帰省の電話をすると
凄い喜んでくれました。

夕方プールに着くと
みんなで泳いでいました。

私が帰ってくる時間に合わせてくれたのか、みんなイキイキと泳ぎを見せてくれました。

みんな自信有り気な顔

あんなにキックが苦手だったアベラ

推進力とまでは行きませんが
下半身がちゃんと浮くようになっている。

凄い

他のみんなも10日間毎日泳いでたと、タイムも良くなっていると報告してくれました。

長旅の疲れも
みんなの笑顔の出迎えで吹っ飛びました。

シャワー浴びながら
アベラを足首、足裏のマッサージ

朝、昼、夜
暇があったらやってたようです。

35歳ツガイ 体幹強化
45歳アベラ 足首柔軟性アップ
55歳アイヤロ 体幹強化

それぞれ
少しだけ宿題を出していました。

ちゃんとやってくれてました。
タイム以上に泳ぎの見た目が大きく改善されていて
本当に素晴らしい


そして
水質チェックシートも毎日記入できたようでした。


留守中の水質変化をチェックシートを基にアベラが説明してくれました。


帰ってきて良かった

さて
来週から頑張ろ!
と思い気や…

テストが終わり
半月ほど学生達は休暇に入る
外国人教師達もこぞって里帰り…


まぁー
こんな事もある
プールの水入れ替えと掃除
フェンス、タイルの修繕
頑張ります。

エジプト


1週間エジプトに行ってきました。

JICAボランティアは年20日の任国外旅行ができます。

カイロに到着して感じた事
空気が綺麗
呼吸がし易い
大きな建物がいっぱい
ピラミッド
スフィンクス


何より
ケンタッキー
マクドナルド
エチオピア鎖国してるので
ほとんど外資が入ってきません。

アフリカ大陸の国はどこも
同じようなもんだと
割り切っていましたが
エジプトは世界が違いました。

日本から訪れたら
そこまで感動しなかったと思いますが

文明開化って凄い!!
滞在中ひたすら驚きと感動の連続でした。

ハイ
ピラミッド

スフィンクス


1番の笑顔はケンタッキー



カイロに数日滞在し


その後
紅海に面するハルガダに移動
ダイビングのライセンスを取りました。


ゴールデンバタフライフィッシュ
紅海にしか生息してないようです。



色とりどりのお魚さん達と
一緒に泳げて大満足



そして
待ってました!!
海鮮!
お寿司


エチオピアは淡水魚しか食べる事できないので、もう目ん玉飛び出るくるいテンション上がって、興奮と感動の中、これでもかと食べました。


エジプトの為替相場エチオピアとほとんど変わらないのに
安くて、ちゃんとした物が出てきます。

普段インジェラしか食べていない私達

あれもこれ好きなだけ注文

しかし
どんだけ豪遊しても
1人400ポンド(2400円)を超える事がない

ヒルトンに継ぐ
No.2のホテルでさえ
朝、昼付いて一泊2500円です。


半年のエチオピア生活を吹き飛ばしてくれる日々でした。


あーエジプトありがとう
もうエチオピアに帰りたくない
日本にこのまま帰ってしまいたい



そんな風に思っていましたが
エチオピアに帰り着いたら
何となくほっとしました。


何もないし、不便な事ばかりだけど
そんなエチオピアも居心地が良くなってきている事に気付きました。


リフレッシュできただけでなく
文明開化の素晴らしさ
エチオピアの良さを感じた任国外旅行になりました。

Activity Report

半月かけてやっと出来上がった
Activity Report

首都の会議で任地を離れるギリギリになってしまいましたが
教授に提出する事ができました。

どうせ
読まれずに置き捨てられるだろう

それでも
教授との関係改善
同僚達の仕事への理解を促すためにつくったレポート

2ヶ月のレポートです。
時間あれば見て下さい。

さら〜と目を通す教授
すると表情が一変

これだよ!
このレポートは
上の部署に提出しよう
表紙を作り直してくれ
こういうレポートが大事なんだ!
(教授)

予想外の反応に私も驚きながら

今後も2ヶ月毎にレポートを提出するから、君のリクエストやニーズも教えて欲しい。

よし
そうしよう。

久しぶりに
コミニュケーションがとれました。

そして
同僚達に表紙の書き方を教えてもらっていると

教授が私のレポートを持って登場

彼は2ヶ月でこのレポートを出してきた。私はいつもレポートを出せと言ってるのに君らは出してこない。

彼は出してきたぞ。
君らはここに何ヶ月いるんだ。
教授のお叱りに
その場は静まりかえる


レポートの中身がどうであれ
形を大事にするエチオピア

教授は現場が見えずに
日々苛立っていることは分かっていましたが
関係改善に大きな一歩を踏み出せました。

英語のレポート…
大変でした。
赤ペン先生アツネがいなかったら読める代物ではありませんでした。

作って良かった!!